
上質紙 110kg B4サイズ
「バージンパルプ100%」の「非塗工」の紙
表面に印刷用のコーティングが施されていないため、表面はパルプが露出しているので平滑度はやや低く、触るとわずかにパルプの凸凹が感じられサラサラとしています。
鉛筆やサインペン、ボールペンなどで書いた場合にインキが乾きやすく、筆記性に優れています。また、インクジェットプリンターやレーザープリンターの印字をきれいに再現することができます。
またパルプ比率が高いので、コーティングを施した用紙に比べると紙にコシがあり、強度も高いところが特徴です。
110kgの厚さは切符程度の厚さがあり、ある程度しっかりした厚さがある用紙です。
見積書や冊子の表紙やパンフレット、会社案内、POPやサービス券等に使われることが多いです。
B4サイズは257mm×364mmの大きさで、B3の半分、B5の2倍の大きさで、B判の基準となるB0(1030mm×1456mm)の1/16の大きさです。
B4をはじめとしたBサイズは、紙のサイズの規格のことでBサイズやB判と呼ばれていて、主に日本・中国・台湾で使用されています。A4などのA判は国際規格なのに対して、B判は日本独自につくられた規格で、江戸時代の徳川家の御用紙であった美濃紙(障子紙などに使われる和紙)が原型となっています。
その美濃紙を元に、面積が1.5平方メートルの「ルート長方形」をB0とするJIS(日本工業規格)として制定されました。
B4は、原稿用紙、賞状、カレンダーなどに良く使われているサイズですが、一番身近にあるB4サイズの代表格は折り込みチラシです。
B4サイズは新聞を見開いた時の片方の大きさに丁度良く、これ以上大きいサイズになってしまうと、折代が発生する為、コストが余計掛かってしまいます。また、B4サイズは、見る人に程よい情報を与えるサイズ感となっていて、コスト面でも、一般的な折り込み料金はA4と同料金ですが、B4サイズならば、A4よりも目立つので見落とされることが少ないのが利点です。